JSSST コンピュータソフトウェア 特集論文募集の案内JSSST


■ 特集「プログラミ ングおよびプログラミング言語」論文募集のお知らせ ■

プログラミング言語は,ソフトウェア科学の根幹をなす重要な分野です.ソフ トウェア科学会においても,1999年から「プログラミングおよびプログラミン グ言語ワークショップ」(略称PPL)が開催され,2001年3月に,第3回目のワー クショップが行われました(ワークショップに関する情報,発表論文などは, http://wwwfun.kurims.kyoto-u.ac.jp/ppl2001/にてご覧いただけます). PPLでは,プログラミング言語の理論から実践に至るまで,プログラミング言 語に関する幅広い研究を募集し,活発に議論が行われております.

過去2回のワークショップ同様,今年も,ワークショップの趣旨に基づいた 特集号を,「コンピュータソフトウェア」誌にて企画することとなりました. 過去2回のワークショップにおいては,PPLで発表された論文の中から優れたも のを集めた特集号が編集されておりましたが,今回のPPL2001に関しましては, PPLで発表された論文に限定せずに,論文投稿を募集することといたしまし た.プログラミング言語に関する,幅広い分野からたくさんの投稿が寄 せられることを願っております.

 本特集のトピックとしては,

  1. 新しい言語機構の提案,実装
  2. プログラム言語の定式化,意味論,型理論
  3. プログラム言語とセキュリティ
  4. 並列・分散・モバイル計算のための言語
  5. プログラムの解析やそれに基づく最適化
  6. プログラム言語の基礎理論,論理
  7. 項書き換え,計算系とその性質
  8. 実行時コンパイル,動的コード生成
  9. 部分評価
  10. メモリ管理技法
  11. 新しいアーキテクチャのためのコンパイル技法
等を考えています.これら以外でもプログラミングおよびプログラミング言語 に関連する論文であれば歓迎します.PPL2001で発表された論文も,そうでな い論文も対象です.

 論文投稿先は,下記の学会事務局にお願い致します.

〒113-0032 東京都文京区弥生2-4-16 学会センタービル内
日本ソフトウェア科学会事務局
Tel. 03-5802-2060
投稿原稿の形式はコンピュータソフトウェアの通常の投稿論文に準じます.使 用言語は,日本語または英語とします.ただし,特集「プログラミングおよび プログラミング言語」への投稿論文であることを原稿の第1ページに明記して 下さい.投稿論文の査読は一般投稿論文と同じ手続きに従って行います.本特 集のスケジュールは下記の通りです.
投稿締切  2001年6月1日
特集掲載(予定) 2002年1月号(第19巻第1号)

なお,問い合わせは下記までお願いします.
 


Jacques Garrigue
garrigue@kurims.kyoto-u.ac.jp
〒606-8502 京都市 左京区 北白川追分町
京都大学 数理解析研究所
(PPLワークショップco-chair, 特集号ゲストエディタ)

田浦健次朗
tau@logos.t.u-tokyo.ac.jp
〒113-0033 文京区本郷7-3-1
東京大学大学院情報理工学系研究科
(PPLワークショップco-chair, 特集号ゲストエディタ)